ゆうちゃんの家

メンサ・科学者・自閉症スペクトラム。心理学・薬学・医学・アイディア発想・エッセイ等(@UCHAM0410)

【孤独を愛する人たち】スキゾイドパーソナリティの適職とは?

【概要】

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今回は孤独を愛するスキゾイドパーソナリティの人たちの適職を考えてみました。

スキゾイドパーソナリティに関しては過去記事で詳細に触れていますので参考にしてくださいね。自分がスキゾイドにあてはまるかどうかもチェックできますので、試してみてください。

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スキゾイドの人たちは生きづらさを感じていると思います。なぜならば、彼らはあまり対人的接触を好まず、野心も持たず、人と出来るだけ関わらない平穏な生活を望んでいるからです。

しかしなかなかそうは行かないのが今の世の中です。

果たしてスキゾイドパーソナリティの人たちはどう生きていけば良いのでしょう? 

 

 

スキゾイドパーソナリティの適職ベスト5】

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私がパーソナリティ障害の書籍を複数読み、独断と偏見で考えた「スキゾイドの適職ベスト5」を紹介します。

 

①BARや喫茶店を起業する。

スキゾイドの人たちはもの静かで目立たない一方で、精神内界では豊かな世界観や独自のこだわり、洗練された感覚を持っているケースが多いです。

そのような独特の世界観や繊細な感覚・こだわりの強さを利用して、BARや喫茶店を経営してみてはいかがでしょうか?ユニークな設計・見たことのない珍しい感じのお店を作れるのではないでしょうか?

また自分が作り出したお店の中で仕事をするため、常に落ち着いた気分になれると思います。また自分で経営するわけですので、比較的時間にも余裕のある生活を営めると思います。

大金持ちにはなれないかもしれませんが、そもそもスキゾイドの彼らにそんな野心はありません。

 

②クリエイター(作家・漫画家・Youtuber・ブロガー・イラストレーターなど)

前述の通り、スキゾイドの人たちはあまり外界と交流しないため、独特の世界観を持つことが多いです。そう言う意味では、(スキゾイドの人は性格はおだやかなのですが)考え方やアイディアは良い意味で尖っています。会社勤めではこれが裏目に出て「変なやつ」「自分の意見を持たない人」などのように扱われがちですが、ユニークさを求められるクリエイター職は向いているのではないかと思います。

クリエイター職は単独あるいはチームで動いたとしても少人数で済みますので、スキゾイドの「対人コミュニケーションが苦手」な部分が出にくい職業だと思います。

自分がスキゾイドかもしれないと思った方は、自分の欠点を反省する前に、自分のユニークな部分や人と違った部分を探してみましょう。うまく自己プロディースできればクリエイターとしてやっていけるかもしれません。

 

③主夫・主婦

ある意味でスキゾイドには王道ですね。

スキゾイドの人はこだわりがありますので、家事全般もきっちりこなしてくれそうです。時間もある程度余裕があり、ストレスのない生活が営めるでしょう。

ただ子供が出来た場合は近所付き合いや学校のPTAを任されたりと大変になりますので、そこは気をつけてください。

 

④職人

これも大人数で行うタイプの仕事ではありませんので、孤独を愛するスキゾイドに向いている仕事でしょう。さらにスキゾイドの人は根が真面目でハマると強いので、腕の良い職人さんになれるかもしれません。

スキゾイドは一人でコツコツ黙々とやる仕事に向いています。

 

⑤僧侶・牧師

宗教関連のお仕事は、基本的に同じ教えを持つ人としか関わらないケースが多いです(教会にやってくる人はキリスト教の信者か、キリスト教に興味があるかなどでしょう。反キリストの人が乗り込んでくることはないでしょう)。よって考え方の違う人たちと交流する可能性が低いので、スキゾイドの人たちが苦手とする対人トラブルがあまりありません。

 

 

以上いかがだったでしょうか?

スキゾイドの人たちは生きるのが大変だと思います。

ただスキゾイドの人たちは野心がないおかげで、職業の選択の幅は広いはずです。

(お金持ちになりたい人たちは職業選択の幅はある程度限られてしまいます)

広い視野とスキゾイドの方がもつユニークで独特な世界観を武器にユルく生きていくという気持ちで良いと思います。

参考になれば幸いです。

 

 

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【心理学】自閉症スペクトラムの最新治療研究について

【概要】

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今回は自閉症スペクトラムASD)の最新治療における各国研究を簡単にまとめます。

自閉症スペクトラムは遺伝率70%ほどと極めて高く、環境要因は少ないことが知られています。実際に発達障害に関連する遺伝子は数百も見いだされており、単一の遺伝子ではなく、複数の遺伝子の作用が関係する複雑な病態であることが示唆されています。

今回は、自閉症スペクトラムの治療研究として、オキシトシン点鼻投与、TMS(経頭蓋磁気刺激)、腸内細菌投与の研究をご紹介します。

 

 

【研究されている治療】

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オキシトシン

オキシトシンとは親愛ホルモンとしても知られています。たとえばお母さんが子供に授乳する際、お母さんの脳の中でオキシトシンが分泌されていて、子供に対する愛着を深めることが知られています。またペットと遊んだり、友人や恋人と一緒の時間を過ごすときも、脳内でオキシトシンが分泌され、お互いの友情・愛情が深まることが報告されています。

このようにオキシトシンが脳内に分泌されると、相手に対して親愛感情を持つため、自閉症スペクトラムの患者にオキシトシンを投与すれば引きこもり行動や対人不安が軽減されるのではないかと考えられたわけです。

国内の実験では、小規模の研究になりますが、オキシトシンの点鼻投与により自閉症スペクトラムの症状が軽減したとの報告があります。ただ一方で、別の研究では効果がなかったとする報告もあり、オキシトシン自閉症スペクトラムに効果があるかどうかはまだ議論が分かれていますが、いつか大規模な臨床研究がなされ効果が確認されるかもしれません。

 

②TMS

自閉症スペクトラムの人の症状の一つとして「こだわり行動」があります。このこだわり行動は脳の可塑性が一部低下していることが原因なのではないかとする学説があります。

通常の人の脳では、使わない神経回路は消去され(刈り込みといいます)、新しい環境に合うように新しい神経回路が構築されていきます。よって健常人は新しい環境に適応し、古い考え方や行動特性はゆっくりと消えていきます。

ところが自閉症スペクトラムの人は、この神経回路の刈り込みが行われず、古い神経回路が残ったままになりやすいのです。このことが、こだわり行動・頑固な性格の原因なのではないかと示唆されています

つまり古い神経回路を何らかの方法で刈り込む手法があれば、自閉症スペクトラムのこだわり行動が軽減する可能性があるというわけです。その手法がTMSです。

TMSとは、脳の特定部位に外から磁気をあて、古い神経回路を一時的に遮断します。いくつかの文献報告ではADHD注意欠陥多動性障害)や自閉症スペクトラムの症状に効果があったとする文献もあります。日本国内でもTMSを受けることはできますが、保険適用されないため、高価な治療となっています。

 

③腸内細菌

自閉症スペクトラムの人の多くは、なんらかの胃腸障害を患っている確率が高いことが知られています。どちらが原因でどちらが結果かは分かりませんが、腸内環境を正常にすれば自閉症スペクトラムを軽減できるかもしれないという学説があります

動物実験での報告です。

健常マウスと自閉症マウスを用意します。健常マウスのフンを、自閉症マウスの腸内に移植するとその自閉症行動が軽減することが報告されています(逆に自閉症マウスのフンを健常マウスに移植すると、健常だったはずのマウスが自閉症行動を呈するようになります)。

また健常人と自閉症スペクトラムの患者の糞便中の腸内細菌を調べたところ、両者で異なる腸内細菌が発見されたそうです。

この研究が進めば、腸内細菌サプリメントなどで自閉症スペクトラムを軽減できる商品が出来るかもしれませんね。

 

 

今回は以上になります。

自閉症スペクトラムは遺伝病で、複数の遺伝子が関与するため、遺伝子治療などは難しいでしょう。

しかしながら世界の研究者はさまざまな研究で、自閉症スペクトラムの治療研究を行っているようです。

今後の展開に期待しましょう。

 

 

 

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【日記】自閉症スペクトラムの人の一日(平日ルーティーン編)

【概要】

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前回は休日ルーティーン編でした。

yuukoki.hatenablog.com

 

今回は平日編です。

私の仕事は研究者なので、比較的自分一人でやる仕事が多く、自閉症傾向・スキゾイド傾向にある私にも向いてるな、という実感があります。

とはいえ、普通の人に「変わってる」と言われることが多いです笑。

そう言う部分を楽しんで(?)いただければなと思います。

 

 

【とある平日の午前】

とにかく私は早起きだ。

朝五時前には目が覚める。

もっとも、寝てないとわけではない。早寝なのだ。夜九時には寝てしまう。

 

平日であろうと休日であろうと私の一日のスケジュールはほとんど変わらない。

というか変えるのが嫌い...とまでは言わないが面倒くさいのだ。

 

朝起きたら歯磨きをして顔を洗って部屋を軽く掃除する。コーヒーを飲みながら、YouTubeをぼんやり見る。目が冴えて来たら読書タイム。朝ご飯を食べて朝シャワー浴びて、出かけるまでの数時間をのんびり過ごす。

 

私は満員電車が大の苦手だ。

人口密度が高いと気持ち悪くなってくる。

なので私はすぐに降りられるように各駅停車にしか乗らない。

もともと人に近寄られるのも嫌だし、パーソナルスペースは広く人だし、スキンシップがダメだから他人と密着しながら電車に乗るとか私的にはあり得ない。

防音イヤーマフにマスクに目深にかぶった帽子のフル装備でなんとか外の世界を遮断する。

ちなみに電車に乗っている時間はわずか6分なのだが、それでも私のメンタルは朝からボロボロだ。

 

駅に降りると、人ごみから解放され、私のメンタルは一気に回復する。

この「一気に」は決して誇張表現ではない。本当に数秒で、さきほどまでの吐き気と耳鳴りや頭痛諸々が消えてなくなる。

 

 

【会社にて】

私は、とある研究所に研究者として勤めている。

朝職場につき部下に挨拶を交わし、今日の実験の試薬をチェックし、実験台の整理を行い、書類の山があるデスクにつく。ADHDなので、例によって例に漏れず片付けはしない。

 

私の席は、他の人の席からかなり離れた位置に配置されている。

何度も言うが人と近い距離にいるのが苦手なのだ。

幸い、私はそのフロアのリーダーなので、勝手に席を移動・配置する権限がある。

妙な雑用を回避する権限もある(結果他の人がやることになる)。

リーダーなのに人の管理をしなくても良いし、お給料もいい。

本当に私に合った職場だと思う。

(たぶん周りは「変な人だな」と私のことを思っているだろうが、全く気にならない)

 

研究者という仕事も私には合っている。

ほぼ自分一人で仕事ができ、時間も自由(裁量労働制)だからだ。

部下がつくこともあるが、その部下も研究者なので、基本的には一日の大半はお互い個人単位で動く。

丸一日会話を交わす必要もなく終わる場合もある。

 

また研究者とはいわゆる科学者で、事実や論理、アイディアさえ出せれば結果が必ず伴う。

人相手のお仕事(営業、コンサルとか)ではこうもいかないだろう。

私にとっては科学者とは意外と単純な仕事だ。

熱い討論などやらない。

答えなんて自分一人で出せる。

 

まず初めにやることは、最新の文献をPubMedで検索し、軽く目を通すことだ。

新聞は読まないが、文献チェックは大事だ。

そしてアイディアノートを開き、昨日まで立てた論理構造の続きを行う。新しいアイディアを書き込み満足したら、実験を行う。

私はマルチタスクが苦手なので、実験中は何にも考えていない。

無心で実験を行う。

 

論理構造の構築や水平思考は得意なので、実験する上で必要な仮説はあまり間違えたことがない。多くの場合予想通りの実験結果が得られて満足するし、逆に予想を裏切る結果であれば、それはそれで面白い。

 

そして、実験の待ち時間などの、開いた時間が出来ると、私は誰かに一方的に私の哲学やアイディアを話しまくる。

この習性がADHDの衝動性から来るのか、自閉症スペクトラムから来るのかは分からないが、とにかく私のコミュニケーション形態は一方的だ。

私はそれで満足する(相手はさぞかし迷惑だろうが、私は細かいことは気にしない得な性格だ)。

 

そうこうしているうちにお昼時。

私は食事はかならず一人で食べる。

あまり人といるのは好きではないし、食べるということと喋ると言うことを同時にするのが苦手だ。

お腹いっぱい食べてゆっくり過ごし、研究所へ戻る。

 

そして実験の続きを行う。

再度アイディアノートを開き、アイディア発想や論理構造を丁寧に組み立てていく。

この一人作業は得意だし、大好きな時間だ。

あっという間に時は過ぎ、午後五時。

残業はしない主義なので、さっさと帰宅準備をする。

 

研究者であり、リーダーである今はもっとも過ごしやすい。

一人で仕事が出来る、頑張れば確実に結果が出る。

適度に権力を濫用して好き勝手出来る(笑)。

 

地獄の満員電車を乗り帰宅。

日記を書き、読書をして午後九時に就寝。

 

今日も何も変わらない平凡な一日に感謝。

 

 

 

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【ネットの誹謗中傷】どう受け止めたら良い?

【概要】

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今回の記事は「ネットの誹謗中傷をどう受け止めたら良いか?」です。

ツイッターFacebook、ネットの掲示板などでは建設的な議論もあり、単なる誹謗中傷などもあると思います。

もし、あなたがその誹謗中傷の的になってしまったとき、どのように受け止めればよいのでしょうか?

二つの思考を紹介したいと思います。

下記①と②は矛盾しますが、どちらかを上手くみなさんの中で切り替えていっていただければと思います。 あるいはみなさんの人生の目的に照らし合わせて選べば良いと思います。

 

 

【誹謗中傷の受け止め方】

①その誹謗中傷が多数派の意見なのか、少数派の意見なのかを判断する!

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ネット上の誹謗中傷のターゲットとなってしまったとき、まずチェックするのは当然相手の行っていることが正しいかどうかです。正しければ受け入れた方がいいです。正しくなければ、あるいは議論にもならないレベルの相手なら無視・スルーでOKです。

 

ただ正しいかどうかを判断出来ないような内容の場合はどうしたら良いでしょうか?

それは相手の意見が多数派なのか、少数派なのかを確認すればいいんです。

 

基本的に世の中は多数派の意見で動いています。少数派の意見で動いてはいません。

多数派の意見を無視し、ごく少数の変人の意見を取り入れて、いちいち自分の行動を修正していたら必ずおかしな方向に行きます。

 

もちろんきわめて優秀な人たちは常に少数派ですので、少数派ではあっても相手の意見の内容が正しいかどうかをまず判断すべきではありますが、低レベルの誹謗中傷だと判断した場合は、その意見が多数派なのかどうかを確認しましょう。少数派の意見で且つ議論にもならないレベルの意見であればスルーでOKです。

 

前にダークトライアド・ダークテトラッドの話をしました。

彼らはネットに悪口を書き込んだり、炎上させたりする行動特性があります。

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人口の約5%ほどいるとも言われています。

このようなサイコパスナルシシズムマキャベリズム・サディズム的傾向のあるダークテトラッドは、「議論しても分かり合えない人たち」且つ「暇人の構ってちゃん」なので、相手にするだけ時間の無駄ですし、そもそも5%という少数派ですし、偏った意見しか持ちません

 

「世の中には一定数の割合で分かり合えない人たちがいる」という現実を受け入れましょう。

 

あなたが彼らの相手をした場合、彼らは喜ぶでしょうがあなたの大切な時間はその分減っていきます。

あなたの貴重な時間をもっと大切なことに使いましょう。

 

 

②全員に好かれることを目指さないこと!

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全員に好かれるのは不可能ですし、そもそも「全員に好かれたい」という目標設定自体が意味のない目標設定です。

 

例えばYouTuber。100万人もチャンネル登録者がいれば彼らは充分生活していけるわけです。

日本の人口は1億2千万人いますが、そのうち数%の人の支持を受ければ、逆に言えば大半の人に嫌われたとしても充分生活出来ていけるのです。

 

例えば作家さん。

10万部売り上げればベストセラーと呼ばれるこのご時世です。

紙媒体の本1000円のうち、印税は10%と言われています。

つまり10万部売れれば1000万円の利益になるわけです。

これってどのくらいの人たちの支持が必要でしょうか?

日本の人口のわずか0.1%の人があなたの本を買ってくれればいいわけです。逆に言えば99.9%の人に嫌われたって1000万円稼げるわけです。

 

全員に好かれる意味なんてないんですよ。そもそも無理な目標設定です。

 

全員に好かれようとするのはいますぐ止めて、少しでも尖った部分・ユニークな部分を出すべきです。そしてアウトプットすべきです。

多くの人に嫌われてもごく少数の親密な関係を築いていくという道も全然アリだと思います。

 

 

 

以上いかがだったでしょうか?

正しい意見は受け入れて、建設的な議論には乗っかるのは大事だと思います。

ただあまり少数派の意見などに流されすぎないように、気にしすぎないようにしましょうね。

ぜひ楽しいSNS生活を送ってくださいね!

 

 

 

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【日記】自閉症スペクトラムの人の一日(休日ルーティーン編)

【概要】

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自閉症スペクトラムADHDと診断された私の一日を連載として書いていこうと思います。

多少スキゾイドパーソナリティっぽいところもありますが、こちらは未診断になります。

平日編と休日編です。

ゆるく、とりとめもなく綴っていきます。

今日はとある土曜日の午前です。

 

 

【モーニングルーティーン】

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今日は、とある土曜日。

機能性ディスペプシアの持病があるので、今日は朝から消化器内科へ通院なので早起きする。

午前5時。

 

寒いのでホットコーヒーを飲みながら、好きなYouTuberの動画をチェックする。お気に入りは「水溜りボンド」さんや「はなお」さんなどだ。朝のどんよりした気持ちが少し晴れる。

それからたき火の音源を流しながら、私の朝のルーティーンは始まる...というほどスイッチが入る感じではなく、本人的には「流す」感じだ。

 

のんびりした朝の時間は好きなのだが、この季節の朝5時は暗くて滅入るし、散歩に行く気もない。

ソファの上でとりとめもなく時間が流れていく。

 

コーヒーを飲み終わったので冷蔵庫をあけミネラルウォーターと薬を飲む。薬はプリンペランとアコファイド。食欲を増進させる薬だ。これがないと朝食があまり食べられない虚弱体質なのだ、私は。

 

相変わらず冷蔵庫には4種類の飲み物(水・豆乳・アップルジュース・コーヒー)のみ。一度こだわったもの以外は食べたり飲んだりするのを極力避ける習性がある。

これはもう幼い時からの習慣だ。多分「感覚過敏」なのだろう。

周りからもよく言われた。

「いつも同じもの食べるね」

「またそのお菓子食べてるの?」

 

そう、一度ハマると抜け出さない・抜け出ないのが私なのだよ。

なので自販機の前で「今日は何の飲もうかな〜」なんて悩んだことは生まれてこのかた一度もない。

買うものはいつも決まっている。

 

冷蔵庫の隣のキッチンの棚には、カップ麺が並んでいる。新しいカップ麺を試そうという気はなく、いつも決まって同じものを用意している。

さらにそのとなりの壁掛けカレンダーには、週の半分以上に「◎」がついている。「◎」がついている日は外食あるいはお弁当を買う日と決めている。

こういうことをやらないと、私は延々と毎日カップ麺を食べるという破滅的な食生活を送ることになる。

いわゆる「こだわり行動」というやつだ。

私の場合、意識して行動しないと、変な習慣にハマって抜け出せなくなる。

カレンダーとメモ帳は必須。

 

秋の朝空が漆黒から深い青色に変わる瞬間が私が好きだ。

理由はない。好きだから好きなのだ。

ベランダに出てホットコーヒーを飲みながらぼんやり空を眺めて過ごす。

 

きれいな空を見て少し元気になり、部屋を簡単に片付け、シャワーを浴び身支度を整えた。

 

ふかふかのニット帽を目深にかぶり、その上から防音用イアーマフをかける。

この二つのアイテムがないと、人ごみに出た時、「感覚過敏」で感覚がイカレてしまう。

通院なのでマスクも装着し、遮光用の薄いサングラスをかける。

もともと視力が弱いので、コンタクトをしなければ余計なものを視界に入れずに済むので今日はコンタクトはなし。病院は近所だし。

 

 

【朝ご飯】

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今日は近くのお店で朝ご飯。

まあまあ人がいるため、ニット帽にイアーマフは付けたまま。

人がいると落ち着かない気分になるので、読書に集中して気を紛らわす。

朝は体調がいい日が多いので、朝ご飯は人並みには食べられた。それだけでも一日安心する。体調が悪い日はまったく食欲がわかない日もある。そんな日は不安でしょうがない。

お店をあとにする。

 

お店をあとにする瞬間は爽快な気分になる。

人ごみから抜けられるからだ。

 

 

【病院】

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朝9時に予約していた。

私は時間通りに約束通りにならない場合、かなりいらいらしやすいという易刺激性があるため心配したが、時間通りに診察を受けることができた。

 

この主治医はほとんど検査や薬の提案をしてこない、典型的な機械医師だが、人柄は良いので通っている。

医者選びにはこだわる方なのだ。

いくつもの病院に通って今の病院に決めたのは、通ったなかで一番優秀だったからだ。

専門的な話をふってみても、きちんとこちらのレベルに合わせて回答してくださる。

(私は自分の病気は自分で調べて、自分なりの意見を持ってから必ず臨む。これは病気に関わらず何でもだ。)

とても優秀な先生なのは明らかなので、もっと患者に色々提案してもよいのでは?

 

医師の診察によると過敏性腸症候群は明らかな回復の兆しがあるとのこと。ずいぶん前から薬は不要になった。

機能性ディスペプシアはまだ薬に頼っている状態。

いつもどおりの薬を処方され、お会計を済ませて、病院を出る。

 

この病院を出る際も気分爽快になる。

もう一度言うが、大嫌いな人ごみを抜けられるからだ。

 

 

【近くの森へ寄り道】

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病院の近くにちょっとした「森」がある。

ここが私のウォーキングコースだ。

といっても復職してからは週末しか通えていない。

 

この「森」は、東京の都会の喧噪の中とは違って、お年寄りが体操をしていたり、子供達が野球をしていたり、ランニングをしていたりと、静かな時間が流れている。

うるさい機械音や、人工的な匂いとは無縁の空間。

 

そんな中、私は(ランニングはキツいので)ウォーキングをしながら写真をとりながら、ゆったりした時間を楽しむ。

 

秋の「森」は色とりどりの木々に覆われ、暗い道を照らす木漏れ日は幻想的で美しい。

 

この「森」は私のお気に入りスポットだ。

ここでは人ごみも気にならない。

周りの世界を遮断する防音イアーマフもいらない。

素の自分でいられる気がした。

 

この「森」から出るとき、爽快感を、私は感じない。

 

 

 

 

 

 

 

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【エッセイ】自閉症スペクトラム、ADHDな私の生い立ちと克服法について

【概要】

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今回は私の生い立ちを通して、自閉症スペクトラム症(ASD)(旧アスペルガー症候群)・ADHD注意欠陥多動性障害)などの側面をお伝えできればと思い、記事を書くことにしました。

書式については色々と悩みました。

私自身「多分私のこういうところが自閉症スペクトラムっぽくて、こういうところはADHDが原因なんだろうなあ」と自覚することはあります。

ただ、私は精神科医でもなければ、発達障害の研究者でもありません。そのような私が上記のような記述を行うことは誤解を生むもとになりかねないと思い、敢えて本文中では個人的な診断は控えました(まとめでは少し触れています)。本文は主に、私のいままでの日々の回顧録的内容になっております。

 

今回の記事を通して伝えたいメッセージは、「たとえ発達障害があろうとも、平坦な人生を歩めるかも知れないこと」になります。

発達障害、とくに自閉症スペクトラムADHDな人はどんな人生をすごしてきたのだろう?という疑問に対しては多くの例があると思いますが、そのうちのほんの一例として捉えていただければ幸いです。

(本文読むのがめんどくさいよ〜って方は、「②私の回顧録」は読み飛ばしてもらっても構わないかもしれませんね笑。無駄に長くてすいません。)

 

 

【おことわり】

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本文はあくまで私の個人的な話になります。

自閉症スペクトラム症やADHDといった、いわゆる発達障害のタイプ・程度はさまざまで、100人の発達障害の人がいれば100通りの特徴があるといっても過言ではありませんよって、本文の内容はあくまで一例に過ぎず、自閉症スペクトラム症・ADHDの典型的特徴を表しているわけではないかもしれない、ということを念頭に読んでいただければ幸いです。

あと文字数が多くなり過ぎてしまうので、詳細は割愛して、かいつまんでの説明になることをお許しください。

(ちなみにはじめにいっておきますが、私の人生にはトラウマもなければ挫折もない平凡な人生です。波瀾万丈な人生には少し憧れますが、そういう内容は一切ありませんので悪しからずご了承ください笑)

 

 

【本文】

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①私のプロフィールについて

<学歴>

旧帝大卒業後、同大学の博士課程まで進み薬学博士(Ph.D.)を取得、専門は主に分子生物学です。現在は某製薬企業にて、分子生物学の研究者として創薬研究を行っています。カバーしている範囲は創薬シーズ探索〜薬効薬理試験と、一部新薬申請資料作成などになります。

学術文献(いわゆる英語の論文のこと)は多数ありますが、筆頭著者の文献のIF(インパクトファクター)は最大で約8、最低で約6程度になります(これはアカデミックの研究者の方々の業績に比べるとかなり劣りますが、あまり論文を書く機会のない企業の研究者としては特に可もなく不可もなくの平均的なレベルだと思います)。

 

<疾患>

診断済みのものは、自閉症スペクトラム症(旧アスペルガー症候群)、ADHD、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群寛解)、適応障害寛解)になります。そのほかの疾患につきましては、さまざまな検査(脳MRI、全身CT、胃カメラ大腸内視鏡、血液検査、エコー検査など)を行いましたが、病変はまったくなしになります。生まれつき胃腸が弱く、過去に何度か手術を受けています。

性格面ではスキゾイドパーソナリティの診断項目に全て該当しますが、こちらはあくまで自己診断。

 

<IQ団体>

所属している高IQ団体は、JAPAN MENSA(IQ130以上, sd=15)、METIQ(IQ156以上, sd=15)、HELLIQおよび4G(いずれもIQ160以上, sd=15)の4団体。

 

<自覚している現在の性格>

こだわりは非常に強く、自分なりの基準・意見を持たないと気が済まないタイプです。こだわりは多岐にわたりますが、例えば一例を挙げるとすると、正義感・規範意識が強いです。ここで言う私の正義感・規範意識とは道徳でもなく良心でもなく恥の概念でもありません(この国では他人の権利を侵害しない限りは、思想信条は自由です。道徳を重んじるのも思想の一つ、道徳を重んじないのも思想の一つだと思ってます。道徳は儒教の教えで言わば宗教ですし、孔子という特定個人の思想にすぎません。この国は思想信条は自由ですし、宗教国家ではなく法治国家なので特定宗教の思想の押しつけはアウトです)。

私の中の正義感・規範意識は、法律をはじめとする明文化されたルールに根拠をおいて形成されています(私のただの個人的な意見の押しつけは行いません。個人的な意見と割り切っています。相手には相手の人生があるのだから相手なりの答えがあって良いと思っています。一方で、明文化されていて且つお互いコミットメントしているはずのルールを破る人へは激しく論難するくせがあります)。合わない人・合わない状況を見るとかなりイライラしたりする傾向はありますが、相手が法律・お互い了解したルールを守っている限りは大抵許すように努力しています。

他人への興味はないので社交性や協調性とは無縁です。空気は読めません、吸うものです。メンタリストではないので人の気持ちは言葉にしてくれないと基本分かりません(というか分かろうとする気もありません)。論理性・合理性・生産性・合目的性・損得勘定でものを見るタイプで、メリットがなければ何百年続いた伝統であろうが廃止してしまえばいいのにというくらいメリット・デメリットを重視します。

研究を行っていると、周りの人から「独自性・柔軟性がある」と評価されることが多いですが、それは発想技法(200種類以上知られています)や水平思考を勉強したからであって、つまり後天的な能力であって、先天的には自分は頭が固い人間だと自覚しています。狭い世界でしか生きていけないタイプの人間なのでしょう。

人に対する関心は非常に薄く、その人の人生はその人が決めれば良いと思っていますので、他人の思想信条には(私と利害が衝突したり、ルールハックしない限りは)口出しはしません。なので自己防衛のため相手を論破しようとすることはありますが、基本的に議論好きではありません。一人でじっと考えるのが好きです。一生一人で過ごしたいです笑。友達いりません。騒音雑踏が苦手で満員電車は地獄です。山手線にはよほどのことがない限り乗りません。耳から入る情報を処理する能力はおそらく人よりも劣っていて、多くの人と雑談をしたりするのは苦手で下手です(頭がシャットダウンします)。一対一の会話ならぎりぎりできます。一方的に喋り続けるのは得意で大好きです。

 

②私の回顧録

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<幼少時代(〜3歳まで)>

当時のエピソードの詳細は、当たり前ですが、ほとんど憶えていないので一部は周りから聞いた内容になります。文字数が多くなってしまうのでかいつまんで記述します。

私は比較的裕福な家庭に生まれました。逆子で、生まれる直前はかなり危険な状態にありました。母は医者から「最悪の事態も覚悟してください」といわれたほどだったようです。幸いにも、母子ともに健康で私は無事に生まれ、すくすく育っていきました。

私はかなり愛されて育てられたそうです。父は勤めていましたが土日になると必ず遊んでくれましたし、家族一緒に車で遠くへ遊びに連れて行ってくれました。また母はその頃は専業主婦で、よく本を読み聞かせてくれました。また平日は一緒に街に出かけたり、遊園地に連れて行ってくれたり、とても可愛がられて育ったのを憶えています。今当時のことを思い出しながら書いてますが、心がほっこりしてきます。

このころの私はとても好奇心旺盛で、よく動く子だったそうで、ケガの絶えない子でした。また記憶力が非常によく、世界中の車の写真と名前を一度見て聞いただけで覚えたそうです(映像記憶能力というのでしょうか?残念なことにこの能力は小学校低学年になるころにはなくなってしまいました)。対人的性格としては非常に人見知りが激しく、泣き虫で、これに関しては今でもそうですが知らない人と接するのは当時から苦手だったようです。

幼稚園に入るまではほとんど友達はおらず、もっぱら父母と祖父母という家族の仲だけで元気良くすくすく育ちました。

 

<幼少時代(4〜6歳まで)>

幼稚園に入園しました。当時としてはとても広く、立派な幼稚園でした。3階建ての建物が4つほどあり、遊具が置いてある広場やスイミングスクール、図画工作用の棟、運動場2カ所、畑などがありました。私の小学校は700人くらいいたそうですが、それよりやや規模の小さい程度で、遊び回るには広すぎるほどの幼稚園でした。今でも鮮明に憶えています。

私はとにかくやんちゃで、わがままで、何の理由も前触れもなく他のお友達のほっぺを片っ端からツンツンしてまわったり、中庭に生えているバナナを勝手にとって食べたりなどはしゃぎ回っていました。とにかく落ち着きのない子で、みんなで席について先生の話を聞く場面でも前後左右の子にちょっかいをだしたりしてよく叱られる子でした。また幼稚園の入り口に大きなオウムがいるのですが、帰り間際に毎回檻の隙間から手を入れては噛まれ大泣きしたりもしました。このようにやんちゃで活発な一方、とても泣き虫で、粘土細工が上手くいかなかったり、転けたり、チューリップを枯らしてしまったり、お母さんのお迎えがちょっとでも遅くなったりするとすぐに泣き出してしまう子でもありました。あとかなりの正直ものなのか傲岸不遜なのかは分かりませんが、誰々ちゃんは大好き、誰々ちゃんは嫌い、とかはっきり言ってしまう子でした。

まとめると幼少期の私は、活発・わがまま・落ち着きがなくじっとしてるのが苦手な子でした。

 

<小学校時代>

簡単に言うと集団のリーダーでした。

常に二十人を超える友達がおり、今日は何をして遊ぶかは私が一方的に命じていました。逆らう子はいなかったです。私は自己中心的でわがままな性格で、決めたことを曲げない性格でしたが、幸いにも周りの友達はそんな私を受け入れてくれ、楽しく過ごしました。そんなわがままな一方で、身体に障害を抱えた子や知的障害を持つクラスメートに対しても、私は積極的に自分のグループや遊びに誘っていました。遠足の時の遊び時間や昼ご飯のときに孤立している子がいれば、私は自分のグループに必ず誘いました。学級委員をやっていたのも原因なのでしょう、「私が声をかけなきゃ!」「放ってはおけない!」と思いました。普段はあまり他人に興味を示さないのですが、義務があるなら全力で果たします。

学級委員や応援団、生徒会(美化委員?園芸委員だったかな?)なども何度か行いました。とにかく何でも挑戦してみる子でした。夏休みの自由研究は2年連続で市から表彰され、博物館みたいなところに飾られました。水泳では市の大会への出場権をいただけるほど上達しました(ただ好きでやっているだけで、人と競うことにはあまり興味はなかったので出場は辞退しました)。

一方で、この衝動的に「なんでも挑戦してみる」性格は色々危険を招きました。学校に行く途中、近道をしたくて川を飛び越えてみたり(もし落ちたら5mは落下していたでしょう。実際落下して身動きとれなくなって近所の知らないおじさんに助けてもらったことがあります。知らないおじさん、あのときはありがとう)、急な坂道を自転車で猛スピードなのにブレーキもかけずハンドルに手もかけないで駆け下り、バランスを崩して、ちょうど交差点のど真ん中で宙に放り出されるように飛んでいったり(車が来ていたら死んでました笑)、走り回って車にひかれそうになったことは幾度となくあり、山登りで蛇を見つけてはぶんぶん振り回したり...。通知表には「落ち着きがない」と何度書かれたことか笑。

とにかく私の人生の中でもっともキラキラ輝いていて、何をやっても楽しく、新しく、素晴らしいワクワクとドキドキの毎日でした。

 

<中学時代>

「天然ちゃん」「変わってる」が私の代名詞でした。

中一時代はなぜそう言われるのかが分からなかったのですが、しばらく時が経って、なんとなく周りとは違うのかな?と意識し始めました。

学校・塾の成績は抜群に良かったです。たまたま芸術の授業で適当に作った絵画とエッチング(金属の板に傷をつけるような形で絵を描いていきます。版画みたいなもの)の作品は賞をとり、美術館に飾られました。それを聞いた時は嬉しかったのですが、なんとなく興味がなくて見に行くことはありませんでした。

このころ、なんとなく自分は「勉強は抜群に出来るけど頭は良くない子」なんだろうなとどこかで思っていました。理由は当時は分からなかったのですが、今思えば対人面で色々と問題を抱えていたせいだと思います。コミュニケーションがあまりにも下手なので自分は頭が悪いのでは?という感じです。

友達は一人もいませんでした(ストーカーは約2名ほどいましたが難なく撃退しましたので省略します笑)。人に興味が持てなくなりました。別にクラスの子と仲が悪いわけではないのですが、周りに関心が持てず、かといって打ち込めるほどやりたいことがあるわけでもないという感じで、いつも頭がもやもやしたような感覚でした。代わりに読書にのめり込むようになりました。昼休みも、たまにクラスの子と遊ぶことはありましたが、ほとんどの時間を図書室で過ごしました。引きこもった形の読書に傾倒する習慣は、もともとの「変わった子」という性格の偏りにさらに拍車をかけたと思います。

この時代に、後の私に影響を与えた人がいました。その人は塾の講師で、抜群に教え方、トークへの引き込み方、そして何より自信を持って話をすることが上手かったのです。カッコいいな、と思いました。私は人の特徴をコピーするのがとても上手い方です。これは何故だか分かりませんが、ちょうど人への興味を失い友達がいらなくなったころと、このコピーする能力(?)が発動した時期は重なっています。私はさっそくその塾の講師の先生の特徴を必死でコピーしました。そのおかげで、いままでまったく人に関心を持たなかった私が、ちょっとした面白い話を周りの子にしたり、勉強をクラスの子に分かりやすく教えられるようになり、その結果周りから頼られるようになりました。「変わった子」「変な子」が「ユニークな子」「面白い子」に変身しました。人への興味は相変わらずなく、私はただ手に入れた他人の特徴をおもちゃにして楽しんでいただけなのですが、私の対人環境は激変しました。クラス内にも友達ができ、クラス外にも(私はその人のことは知らないけど)相手は私のことを知っているみたいな状況にまでなりました。異性と初めて真剣にお付き合いしたのもこの頃です(高1のときに自然消滅しましたけどね、はははは笑)。そんなこんなで中三から中学卒業くらいまでは普通の子と同じように楽しく過ごしました

高校入試も偏差値は70程度はあったので、そこそこの高校には入学できました(ちなみに第一志望の高校はずっとA判定だったのに落ちちゃいました笑。でもあまり高校にはこだわっていなかったので気にもしませんでしたが)。

 

<高校時代>

相変わらず人には興味がないので友達いない青春時代を過ごしていました。孤立していたといってもいいでしょう

実は高校一年の頃、同じ中学校出身の子が自殺をしてしまうという事件が起こりました。その子の友達は泣きじゃくって、私に「xxちゃんが自殺したんだって...」と言ってきました。私は全く何も感じませんでした。ただ「ああ...そう...」とだけ答えました。今思えば寒気がするほど冷たい人間だなとは思いますが、当時は言葉は悪いですが「ただの出来事」としか感じられませんでした。他人への興味がない、持てないのです。そんなふうに、私は対人面でも、そして恐らく精神面でもなんらかの問題を抱えていることには薄々気付いていましたし、その結果孤独になったのでしょうが、その孤独を苦痛に感じたことは一度もなく、ただひたすら黙々とスキマ時間に読書をして楽しんでいました。本屋や図書館に行くのが楽しくてしょうがなかったです。本当に孤独が大好きな人でした。

学校の勉強についていくことは全く苦にならず、そのまま成績最上位の特別クラスに入れました。

読書でハマっていた分野は多岐にわたりますが、特に推理小説武経七書です。推理小説はかならず分かるまで推理しましたし、武経七書は本がバラバラになるまで読みました。この読書を通じて、自分なりの考え方、アイディアの出し方、発想法をノートにまとめる作業をはじめました。この習慣は今でも続いています。自分独自に作ったアイディア発想法や問題解決法・仮説設定法・思考実験などは今現在300を超えています。この習慣こそが今の私の研究者としての独自性の核になっていると思います。思考することの楽しさ、多数の論理を組み合わせただけで思いもよらない結果や予測が出来ることの感動、思考実験を行うことでもたらされる想像力のすばらしさを学びました。

だんだん私の興味は思索すること自体に傾いていき、学校の勉強はそっちのけになっていきました。日に1時間勉強することなんて滅多になくなりました、というか嫌いなこと、興味がないことは全く出来ない子なのです。研究者になることを目標にしたのはこのころでしょうか?遺伝学や分子生物学などのバイオ系の本(といっても文庫本程度の簡単な本)も読むようになりました。ああ、やっぱり進むべきはこの道だなと確信を強めました。とは言っても世界最高峰の舞台で研究をやりたいとかは思ってなかったので(野心とは無縁の性格です)、東大に行くのは考えてなかったです。そもそも東大に受かるかどうかは五分五分の成績でしたし、東大入れるような天才たちと大学入学後も競い合うなんて大変ですし、国立落ちて浪人するつもりはないし、どこかの旧帝大でも入れればいいやくらいの考えでした(あとから思ったのは、もうちょっと大学ごとにどんな研究をやっているかを調べてから選んでも良かったかなとは思いましたが)。というわけで、当時の成績でほぼ100%受かる、とある旧帝大の薬学部に入学しました。

 

<大学時代>

いままでの根暗でコミュ障の私とは打って変わり、いったい何を思ったのか、「キャンパスライフを満喫しなければ!」という柄にもないことを思い立ち、入学初日に私の得意のプレゼン能力(会話のキャッチボールは苦手ですが、一方的に相手に話しかける能力は高いです笑)を発動させ、一日にして友達を7人作りました。この時、たぶん久しぶりに「人と会話がまあまあ成立するな」と思いました。まあ似たような成績で同じ大学に入ったんだから、考え方も似ていたのでしょう。私は相変わらずのコミュ障で自己中心的でワガママ人間でしたが、親切な友達が色々と世話をしてくれ、徹夜でボーリングにカラオケにショッピングに食べ歩きに遊びほうける一般的な大学生活(?)を満喫していました。楽しかったですね、キャンパスライフ。バイトは塾講師をし、がんばる子供達を熱心に教えました(同年代の人のことは私にとってどうでもいいですが、なぜか若い人たちは必死に応援したくなる性格なんです)。

4年生になり、希望していた研究室に配属され、研究をはじめました。研究は面白いですね。あとあまり人と関わらず一人で出来る点も孤独が大好きな私には合っていると思いました。徹夜で夢中で実験することも多々ありました。レベルの高い研究に関する議論は面白く、私も初心者ながらも果敢に挑戦し、楽しみました。

 

...とここであることに気がつきました。というより、たぶん私みたいなコミュ障が急に会話しだしたものだから、今になってようやく気付いた(というか体感した)のです。いわゆる空気が読めないのです。

実際の話をしましょう。ある日の出来事です。

研究報告のプレゼンを先輩(博士課程の人)がやられていて、それに対して教授がかなりの剣幕で噛み付いたのです。その教授はこう言いました。

「そんなことはサルでも出来る!」

アメリカでは博士は飛ばせるぞ!(要するにほかの大学に移ってもらうこと)」

それに対して私は横からこう言いました。

「サルがこんな研究できるならサルの研究をしましょうよ。サルにこんなにも高い知能をもつことが証明できれば素晴らしい発見になると思います。」

「そんなに博士をえり好みして研究したいなら日本じゃなくアメリカに移ればいいんじゃないですか?なんで日本で教授してるんですか?」

言った本人(私)にはまったく悪気はありません。真っ正直にそう思っての発言でした。いや、だって教授の話を要約すると「教授はサルでも博士レベルの研究が出来ると言っている」「教授は博士をえり好みしたいと思っている。それは日本では不可能であるが、アメリカでは可能である」と言っているわけです。よって「教授はサルの研究をアメリカですれば、いまより幸せに研究できる」だろうなと思って、親切心といってもいいくらいの感じで言いました。反抗する気も挑戦する気もケンカを売るつもりもなくそう言いました。

しかし、その場は凍り付きました。幸いにも私の発言に関してはあやふやな感じでおさまり(たぶんまだ大学4年生ということで大目に見てもらえたのでしょう)、先輩の発表は無事(?)終わりました。発表会のあとは研究室をみんなで掃除して、だいたいどこかに遊びにいくのですが、口々に「あれヤバくね?」「え、大丈夫?そういうタイプの人なの?」と言われました。そのときはよく分かりませんでしたが、言ってはいけないかもしれないことを言ったということを学びました笑。

もともと空気読めない気質はあったのでしょうが、中学高校時代と長きにわたってあまり人とコミュニケーションをとらなかったため、空気読めない気質は表面化しなくて本人すら気付かないでいたのでしょうね。空気を読むっていまだに難しいです。異性とお付き合いしても数ヶ月で捨てられることが何度も続きましたが、これは他人への興味のなさとコミュニケーション形態が奇異であることが原因でしょう。私はあまりくよくよ悩んだり後悔したりしない性格なんですが、さすがに当時は悩んだのを憶えています。

研究は順調に進み、機能未知タンパク質とその新規遺伝子の発見、およびその遺伝子・タンパク質の機能解析を遺伝学・生化学・細胞生物学的手法で進め、無事に博士号を取得することが出来ました。

 

<社会人時代>

無事、希望していた製薬系研究職につき、研究を行っています。相変わらず友達はいませんが。ふとこの頃気付いたのですが、私は昔の知り合いや後輩とは縁を切る癖があります(電話がかかってきても出ないし、メールは無視するし、LINE登録は拒否します。何度も言いますが悪気があるわけではなく、あまり他人に興味が持てないのです)。高校時代は友達は本当にいなかったのですが、中学や大学では少数ではありましたがいたのです。でもなぜかあまり過去の交友関係を引きずりたくないという思いがあります。一人が本当に好きな人なんでしょうね。

大学時代は一日の時間が不規則で、昼頃大学に行って夜遅くまで研究するというスタイルでしたが、社会人になると当然そうはいきません。早寝早起きの習慣を身につけました。

東京の朝のラッシュ時はかなりキツいですね!私はパーソナルスペースを広くとるタイプで、スキンシップもだめで、人ごみの喧噪・音などに対してとても苦手意識が強いです。乗り物酔いしやすく、光の明滅に過敏な体質なのです。東京の朝は私にとってはなかなか厳しい環境ではありますが、こればっかりは我慢しなければ仕方がありません。

大学の研究に比べて、企業での研究はイージーでした。そのおかげで時間的余裕もあり、研究に関する思索に充てる時間は増え有意義な生活を送っています。コミュニケーション能力に関しては相変わらず偏り・操作的な部分はありますし、閉鎖的な性格ではありますが、研究や科学に関する話は好きなのでディスカッションしていて困ることは少なかったです。前述のとおり私は狭い世界でしか生きられない人なのは変わりませんが、研究という世界は、そんな私の性格的にも能力的にも合う職業のようでした。

私は生まれつき胃腸が弱く、一時期自宅で療養していましたが、現在は快方に向かい復帰することもでき、現在に至っています。

 

 

【まとめ】

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前述のとおり、私はこだわりが強く、あまり融通が効かず、他人に興味が持てず、コミュニケーション能力に偏りがあり、落ち着きのない性格です。すべての自閉症スペクトラム症・ADHDのかたがそうだとは思いませんが、似たような性格特性・行動特性で悩んでいる方もいらっしゃると思います。

私は運が良かったのでしょうね。いつの時代も私を受け入れてくれる人がいつも少数はいました。時折、リスペクトできる人にも出会えました。特にリスペクトできる人にことあるごとに出会えて、その度に少しずつその人の特徴を学習できたことが、私のような変な人が比較的平凡な生活を送れている大きな理由になっているように感じます

また研究職という、一人もしくは少数の人で行える仕事に就いているという点も、私のコミュニケーションの偏りという欠点が発動しにくい環境なのだと思います。

さらに家庭環境にも恵まれました。こんな出来損ないの私に対して常に味方であり続け、支えてくれ、最大の理解者となってくれている家族には本当に感謝しています(みんな仲良くしてくれてありがとう)

私は自閉症スペクトラム症・ADHDに関しては治療を行っていません。対処療法としては薬物療法、治療方法としてはTMS治療などがありますが、自分の性格を変えてしまうかもしれないという怖さがあるからです。

人間関係に悩む発達障害の人に個人的なアドバイスをするとしたら、「リスペクトできるメンターのような人を見つけ、その人の特徴を模倣する」という点につきます。あなたがリスペクトしている人物は、おそらく他の人からもリスペクトされているでしょう。そのリスペクトしている人物を出来るだけ模倣することで、あなたも次第に周囲からリスペクトされる人物に近づいていけることでしょう。実際に私はこれを実践し、中学時代は人間関係が劇的に改善し、社会人時代でも大きな問題もなく過ごせています。

発達障害は個性であり、「個性と社会の摩擦が引き起こす問題」です。自分を変えるか、環境を変えるかは人それぞれやり方があって良いと思います。私の場合は、「できるところから少しずつ自分を変えていく」ということを行いました。いきなり変わるのは無理です。それに好きでもない自分になろうとする努力は続きません。変わるためには自分のペースで無理のない範囲で「少しずつ」変わること、好きになれる「メンター」を見つけそれを目指して変わっていくことです。

 

長い文章になってしまい恐縮ではありますが、自閉症スペクトラムADHDの方々の参考になれれば幸いです。

乱文ご容赦願います。

 

最後に、私のようなどうしようもない出来損ないを受け入れてくださった全ての人に感謝いたします。

そして、こんな頑固で偏屈な私を他の誰よりも受け入れ、理解し、育て、いたわり続けてくれる家族・親戚には本当に感謝の言葉しかありません。

ほんとうにありがとう!!!

 

 

ちなみにこの記事でちょうど100記事目になります!

これからも皆様、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

<過去記事>

 

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【ダイエット】医学的根拠のあるダイエット法とは?

【概要】

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今回は「ダイエット」に関する記事です。

ダイエット法には色々な方法があるようですね。

炭水化物を抜く方法つまり糖質制限を行う方法、運動やヨガ、レコーディングダイエットなどなど...。

これらは科学的に根拠はあるのか、無理なく続けられるダイエット法とは何かについて考察していきたいともいます。

(病的に太っている人、糖尿病や脂質異常症の人、薬の副作用などで太ってしまった人などはまず通院するか、主治医に相談しましょう)

 

 

【ダイエット法の効果は、実はどれも効果は同じ】

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まず医学的根拠のあるダイエット法は、「痩せるためには、摂取カロリーを消費カロリーが上回ることが唯一の方法」の一択です。ここを押さえないでどんなダイエット法を試しても痩せることは決してありません。

 

海外の研究では、糖質制限などをはじめとした8種類ほどのダイエット法の効果を比較する研究が行われています。被験者にそれぞれのダイエット法を一定期間試してもらった結果、たしかにどのダイエット法でもダイエット効果は認められたものの、ある特定のダイエット方法が優れているということはなく、どれも同程度のダイエット効果しかなかったという報告があります。

ダイエット方法はさまざまありますが、対して効果の違いはないということですね。

 

ダイエットは続けることが重要です。途中で止めれば太るからです。よってあまりにも身体的にも精神的にもキツい方法はおすすめしません。続きませんからね。断言しますが、ツラい努力はよほどの精神力を持っていない限り途中で続かなくなります。ツラい努力は続かないことをまず受け入れましょう。逆に言えば、あなたにとってもっともツラくない、継続できるダイエット方法であればなんでも良いということになります。

 

 

【無理なく痩せるには?】

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前述の通り、痩せるためには以下の2点だけ押さえておけば良いのです。

 

①痩せるためには、摂取カロリーを消費カロリーが上回ることが唯一の方法である。

②どのダイエット法も効果はあるが、特定の方法が優れているというわけではない。ダイエットは継続することが重要なので、自分が無理なく続けられる方法を採用すれば良い。

 

これで確実に痩せられます。

 

 

ただし、健康的に痩せたいのであれば下手に食事制限などを行わないほうがいいでしょう(病的に太っている人は別ですが)。食べることは大半の人にとっては楽しいことです。この食べるという行為を制限するタイプのダイエットは長続きしません。二度目ですが、キツい努力は続かないことを受け入れましょう。楽な努力であれば継続できるはずです。では楽な努力で継続できて結果も出る方法とは何でしょうか?

ヒントは、上述の「消費カロリーを増やす」工夫を行うことです。

それでは消費カロリーを増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

【消費カロリーを増やす簡単な方法】

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①心理学的に根拠のある「マインドセット」を利用する。

アメリカで行われた研究です。

ホテルの客室係を対象にした実験で、客室係を下記の二つのグループに分けました。

片方のグループは「ベッドメイキングや部屋の掃除、荷物カートを運ぶなどの行動は、激しい運動と同程度の消費カロリーである」という説明を受けました。もう片方のグループにはそのような説明は行いませんでした。

4週間後、彼らの身体の状態をチェックしたところ、「客室係の仕事は激しい運動に匹敵する」と説明を受けたグループにのみ、体重の減少・体脂肪率の低下・血圧低下などが見られたのです。

このように、ある特定の思い込みが身体に影響を与える効果をマインドセットと言います。

みなさんも日頃の家事や通勤、仕事などを「良い運動になる」と自分に言い聞かせて取り組むだけでダイエット効果が期待できるかもしれませんね。

 

②カフェインを摂る

カフェインには脂肪燃焼効果があるのは、みなさんもご存知かもしれません。

カフェインによる脂肪燃焼効果は、肥満の人で10%、痩せている人で29%高まることが分かっています。

また、痩せる目的が糖尿病予防の人もいるかと思いますが、カフェインを飲むと糖尿病をはじめとした生活習慣病の発症リスクを低減させることが分かっています。

カフェインを摂るときはブラックコーヒーがおすすめです。ミルクを入れると、乳脂肪分のせいでカフェインの吸収が妨げられることが分かっているからです。

カフェインは体質によっては、吐き気を感じたりしてしまいますので、体質・体調に合わせて摂ってくださいね。飲み過ぎにはくれぐれも注意してください。

 

③良質な睡眠

十分な睡眠を摂らない場合、食欲を増進させるグレリンというホルモンが増えてしまいます。また不眠により成長ホルモンの分泌量が減ることで基礎代謝が落ち、消費カロリーが減ってしまいます。良質な睡眠を心がけてください。

 

④運動

基本中の基本ですが、運動は大事です。筋肉の量を増やすことは基礎代謝を上げ、太りにくい身体になります。また、姿勢を正すように習慣づけるだけでも基礎代謝が上がり、消費カロリーが増えることが分かっています。運動の効果はメンタルにも脳にも良いことが実証されています(過去記事参照)。無理のない、楽しめる範囲で取り入れていきましょう。

特に健康面を重視してダイエットを考えている人は、ぜひ身体に負担のかからない範囲で運動を取り入れましょう。痩せている人で運動をしない人より、太っていても運動をしている人の方が長生きするという研究報告もあります。いきなり激しい運動はする必要はありません。軽い朝のウォーキングくらいから始めていきましょう。

 

 

【まとめ】

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①医学的根拠のある痩せる方法は「消費カロリーが摂取カロリーを上回るように工夫する」の一択である。

 

②いろいろなダイエット法が知られているが、どのダイエット法を試しても効果に大きな差はない。自分のライフスタイルにあった無理なく続けられるものを行えば良い。

 

③消費カロリーを増やすには、マインドセット、カフェインの摂取、良質な睡眠、適度な運動が重要である。

 

 

 

以上いかがだったでしょうか?

痩せる目的は人それぞれ違うと思います。

健康になりたい人、太っていて成人病が怖い人、きれいなボディラインを維持したい人などさまざまです。

病的に太っている人、すでに食べ過ぎている人は食事制限が必要ではあると思いますが、そうでない限り無理な食事制限は必要ありません。

今回の記事のポイントを押さえて無理なくダイエットをしていってくださいね!

 

(追記)

ちなみに部分痩せは医学的には否定されています。

どこが太りやすいかは、生まれながらにして決まっているのです。

これは脂肪のもととなる細胞の分布が生まれながらに決まっていることに起因します。

 

 

 

<過去記事>

 

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【心理学】頑固な人を説得するには?

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【概要】

今回は「頑固な人を説得するには?」についての記事です。

頑固な人の心理にもさまざまあって、今回の方法が全ての頑固な人に通用するかどうかはわかりませんが、ある特定の頑固な人にはある思考のくせがあります

それを上手にときほぐしながら説得すると相手も同意してくれる可能性が高くなります。

 

 

【頑固な人への対処法】

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①前例が大好きな保守的タイプを説得するには、あなたの提案と相手の前例がリンクする形で話をしよう!

前例主義の保守的なタイプの人は、過去に実績があるか・前例があるかに非常にこだわります。

なぜでしょうか?

実は彼らは前例のないこと、すなわち未知の提案に対して想像力を巡らせるのが苦手な人たちだからです

だからあなたがある提案をしても、彼らはその提案に対するかっちりしたイメージが想像できず不安になり、その結果あなたの提案を採用することに対して二の足を踏んでしまうのです。

 

前例主義者の人を説得するには、相手の過去の体験や前例に寄り添うことが大切です。

つまり「相手の過去の体験や前例に近いたとえ話とあなたの提案を関連させながら説明する」ことを行えば、相手もあなたの提案を「自分の過去の体験や前例を通して理解できる」ため、不安がなくなり、説得できる確率が上がります

つまり相手の過去の体験と類似したたとえ話を用いることで、相手の想像力の欠如を補ってあげるわけですね。

 

②あらかじめイメージさせておく!

イメージトレーニングという言葉がありますよね。

試験やスポーツ競技の際、あらかじめイメージをすることで本番に対して自分を慣れさせ、いつも通りの実力を発揮できるようにする方法です。

このイメージトレーニングを相手にさせることで説得確率が上昇します。

 

社会科学者のペティア・ペトローヴァの研究によると、顧客に対して「そのレストランやホテルに行ってくつろいでいたり楽しんでいる姿を想像させる」だけで、顧客が行動を起こす確率が上がったといいます。

あなたもある人に何かを提案したいとき、あらかじめ相手にイメージさせておけば、あなたの提案は相手にとって未知のことではなくなり、相手が行動を起こす確率は上がるのです。

 

③自分の主義主張にこだわる人たちは「追加法」で説得しよう!

頑固な人たちのもう一つのタイプとして「自分の主義主張にこだわる」という傾向が見られる場合があります。

彼らはなかなか反対意見や自分の主張と関係のないオプションを無視しがちです。

彼らを説得するにはどうすれば良いのでしょうか?

それは彼らの主張を真っ向から否定しないで、彼らの主張にあなたの提案を「追加」する形で提案するのです。

彼らの主張の利点も認めつつ、「さらにこういう方策も追加すれば、あなたの主張はさらに良くなる」という風に説得するのです。

この方法を使えば彼らの意見は尊重しているため、必要以上の彼らの抵抗や彼らのプライドを傷付けずに提案が行えます。

 

④相手に「良い人の仮面」を付けて操る!

心理学の世界で「ゲインロス効果」というものがあります。

これは「初めから持っていないことよりも、一度手に入れたものを失うことに対して、より強い抵抗を示す」という心理作用のことです。

このゲインロス効果を利用します。

まず相手をできるだけ褒めます。「xxさんってみんなの意見を公平に聞いてくださる方ですよね」「xxさんってみんなの意見を聞いて、悪い点ばかり叩かず良い点に注目してくださる方ですよね」ということを言って相手を褒めます。

こうやって褒められると、褒められた側は「みんなの意見を公平に聞く」「良い点に着目して伸ばす」という良い自己イメージが確立されます。そして、そういう良い自己像を失いたくないという心理作用(ゲインロス効果)が働くため、「みんなの意見を公平に聞く」「みんなの意見の良い点に着目する」という行動をとりがちになります(誰でも褒められた自分の特性を裏切る行為はしたくないものですからね。このように相手に「仮面」を付けて相手の行動を操作する心理学的手法をラベリングといいます)。

その結果、相手はあなたの提案や話を聞く確立はあがるでしょう。

 

⑤希少性の原理を利用して相手にとって「特別な人」になる!

心理学の概念に「希少性の原理」というものがあります。

希少なものに人は価値を見いだす、という心理作用です。この希少性の原理を利用した説得法を用いましょう。

誰でも「あの人には逆らえない」という人がいるはずです。仲の良い親友・恋人、お世話になった人、人品に優れた人などなど。そういう存在になってしまえば、相手はあなたの提案を無視することはしづらくなるでしょう。

どうやればいいのでしょうか?方法は簡単です。お世辞と自己開示です。

頑固な人の周りにはたいていは親しい友人は少ないものです(これは頑固な人は何でも否定しがちで、その結果怖がられたり疎んじられたりするからです)。よって彼らにとって心を開ける相手は貴重なのです。

彼らに適度なお世辞を言い、適度な自己開示を行うことで、彼らもあなたへの親近感を憶えるようになります。彼らにとって特別な人になることができれば、あなたの提案を無下に扱うことは出来なくなるでしょう。

 

 

 

以上です。

頑固な人の頑固さの理由はさまざまです。上記だけでは対応できない場合もあるかもしれませんが、比較的効果的なものを今回は取り上げてみました。

もしよければ参考にしていただければ幸いです!

それではまた次の記事で!

 

 

<過去記事>

 

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【ツラい】その頭痛、身近な「あれ」が原因かも?

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【概要】

今回は頭痛の原因についてです。

頭痛にはさまざまな原因があります。

よく低気圧が近づくと頭痛になるなんて話も聞きますよね。私もその一人です。

今回は、実は身近な「あれ」が体質によっては頭痛の原因になるという内容をご紹介します。

身近な「あれ」とは食事です。

 

 

【危険な頭痛】

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頭痛は危険な病気の兆候でもある可能性があります。いつもと違った頭痛、吐き気やめまい・目の痛みなどを伴う頭痛、慢性的な頭痛などが起こった場合は、神経内科や頭痛外来、眼科、耳鼻科に行くことをおすすめいたします。一度、脳のMRIやCTを撮影するなどの精密検査を行い、重大な疾患である可能性を除外しましょう。

頭痛外来に行けば、頭痛に関して詳細な指導・診断を受けることができます。偏頭痛や群発性頭痛には、それに合った治療薬・治療法があります。

また、重大な疾患とは、脳梗塞脳出血、脳腫瘍、けいれん、脳挫傷などの脳の病気・ケガや、緑内障などの目の病気が該当します。

 

 

【食事が頭痛の原因になる?】

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前述したように、色々な脳・目・耳の検査を行ったにも関わらず、頭痛の原因が特定できないということはよくあります。

頭痛はストレスや肩こり、寝具が合わない、寝不足などが原因で起こる場合もありますので、過去記事を参照にしてストレスを軽減してくださいね。

また血圧が下がると頭痛が誘発されることも分かっています。血圧を下げる薬を使っている方などで、あまりにも頭痛がツラい方は主治医と相談の上、お薬を変えてもらうなどを検討しましょう。

 

今日は身近な食事に含まれる頭痛誘発物質をご紹介します。

 

亜硝酸

酸化防止剤としてさまざまな食品に含まれています。よく安いワインを飲むと頭が痛くなるという人がいますが、その要因の一つに、ワインに含まれる亜硝酸塩が考えられます。加工食品などにも高い確率で含まれていますので、成分表に注意しましょう。

 

グルタミン酸

うまみ成分として知られ、さまざまな食品・調味料に含まれます。醤油などにも含まれますので、味の濃い食事が好きな人は注意してください。

 

有機溶剤

接着剤、インク、殺虫剤、ペンキ、マニキュアなどに含まれます。屋内で暴露されることも多いです。油絵を書くのが趣味の方、工場などにお勤めの方は特に有機溶媒に晒されることが多いのでご注意ください。

 

 

以上いかがだったでしょうか?

私も頭痛持ちですが、私の場合は酸化防止剤が結構原因だったりします。ハムなどをたくさん食べるとすぐに頭痛がします。

頭痛持ちの方はまず精密検査を受け、重大な疾患でないことを確認したあと、環境(食事、屋内の環境、職場の環境など)をチェックしてみてください。意外と頭痛の原因になる化学物質に晒されている可能性があります。

また、頭痛持ちの方は鎮痛剤を常用されている方も多いでしょう。鎮痛剤には胃腸を荒らすものが多いので、食後に服用しましょう。特にロキソニンなどはとても良く効く鎮痛剤ですが、胃炎や十二指腸潰瘍を誘発する可能性の高いお薬です。

慢性化する頭痛はぜひ一度病院に行くことをお勧めいたします。

それではまた次の記事で!

 

 

<過去記事>

 

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【健康】身近な「あれ」で糖尿病・認知症・ガン・うつ病...などを予防できる!

【概要】

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今回は身近な「あれ」のメリットとデメリットです。

身近な「あれ」と上手に付き合うことで、糖尿病・認知症・ガン・うつ病の発病や自殺の確率を軽減することができます。

さらに身近な「あれ」はダイエット効果や記憶・計算能力を亢進させることができます。

勘のいい人はもうお分かりかもしれませんね。

そう、身近な「あれ」とはコーヒーのことです。

 

 

【コーヒーのメリット】

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①死亡率を下げる。

有名な医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に掲載された、アメリ国立衛生研究所(NIH)による研究です。

14年間かけて、計40万人を調査した大規模な研究では、コーヒーを飲んでいた人たちは、飲んでない人に比べて、死亡率が16%ほど低かったそうです。

②肝細胞ガンのリスクを低減する。

2007年8月に、アメリカ肝臓病学会誌「ヘパトロジー」に、ヨーロッパ・アジア10件の研究結果が掲載されました。

その結果の概略ですが、一日にコーヒーを1杯飲むと、肝臓がんのリスクが23%低下したそうです。さらに2013年にも、アメリカ消化器病学会誌「クリニカル・ガストロエンテロロジー・アンド・ヘパトロジー」に掲載されたメタアナリシスの結果、コーヒーの摂取により肝細胞がんのリスクが約40%低下したそうです。

③糖尿病のリスクを軽減させる。

アメリカ内科学会誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディスン」によると、コーヒーを摂取する人は、男性で54%、女性で30%ほど2型糖尿病の発症リスクが低かったという結果でした。

アルツハイマー病の発症リスクを下げる。

2009年の北欧の研究結果になりますが、約1400人を20年にわたり調査した結果、コーヒーを日常的に飲む人のアルツハイマー病の発症率は、飲まない人に比べて65%も低かったという結果であったことが報告されています。

 

このほかにも、コーヒーを日常的に飲む人は、自殺率が低く、記憶力も高く、うつ病になるリスクも低かったことが報告されています。またコーヒー中に含まれるカフェインの作用による脂肪燃焼作用も確認されており、肥満の人で10%、痩せている人で23%ほど脂肪燃焼効率が上昇することも確認されています。

 

コーヒーは、私たちが日常的に触れることの多い嗜好品の一つです。実は上記のように色々な恩恵があるのですね。

ちなみに、上記効果のいくつかの作用はカフェインレスコーヒーでも効果があったり、紅茶や緑茶では効果が見られなかったりするケースがあることが分かっていますので、単にカフェインの効果ではなく、コーヒー由来のなんらかの薬用成分が重要であることが推測されています。

 

 

【コーヒーのデメリット】

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上記のようにさまざまな恩恵があるコーヒーですが、デメリットもあります。

それはカフェインによって睡眠障害が誘発される点です。

私たちは朝起きて日中活動をしていますが、起床時から時間が経つごとにアデノシンと呼ばれる物質が脳内に蓄積していきます。このアデノシンは眠気を誘発します。起床時からだいぶ時間が経った時、すなわち夜になると、私たちの脳内はアデノシンで溢れています。だから私たちは夜になると眠くなるのです。

ところが、カフェインはこのアデノシンの作用を妨害します。だからカフェインを飲むと眠気がなくなり頭が冴えるのです。

ところがこのカフェインの体内半減期(身体の中からカフェインが半分量除去されるまでにかかる時間)はだいたい6〜8時間と言われています。よって夕方6時に飲んだカフェインは、夜12時になってもまだ半分は身体に残っていて、入眠を妨害したり、睡眠の質を下げたりしてしまう恐れがあるのです。以前ご紹介したとおり、不眠になるとうつ病の発症リスクは40倍になるという研究報告もあります。コーヒーを飲む時間は、みなさんの寝る時間に合わせて調整しましょう。午後2時以降は飲まない方がいいかもしれませんね。

 

 

以上です。

コーヒーは身体に良いのですが、あまり飲み過ぎると吐き気などを誘発する場合があります。カフェインに対する感受性は体質によります。みなさんご自身の体質にあった摂取の仕方を心がけてくださいね!

 

 

<参考文献>

*1:サンジブ・チョプラ、デビッド・フィッシャー著、『ハーバード医学教授が教える 健康の正解』、ダイヤモンド社

*2:ショーン・スティーブンソン著、『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』、ダイヤモンド社

 

 

<過去記事>

 

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