脳・メンタル・収入・健康改善に効果のある習慣
みなさんはどのような趣味をお持ちでしょうか?
趣味はストレス解消になったり、気分転換になったり、楽しかったり、目標ができたりと、良いことがたくさんありますよね。
今回は脳の機能にも良く、メンタルも安定させる習慣をご紹介します。
それは「読書」です。
インドア派の人もアウトドア派の人もぜひ取り入れてみてくださいね。
<読書の効果>
①共感力が上がる。
前の記事で、EQ(心の知能指数)が人生の幸福度や社会的成功と関係が深いということをご紹介しました。
EQとはすなわち共感能力です。この共感能力(人の心や感情を理解する能力)が読書により高まることがトロント大学のオートリー博士の研究で分かっています。博士によると純文学や探偵小説などが良いとのことです。
②創造性が増し、視野が広がる。
実は人間の脳は、「シナモン」のような嗅覚に関する単語を見ると、嗅覚を担う脳の部位が活性化され、「ジャンプする」というような動作の単語を見ると(運動していないにも関わらず!)運動に関する脳の部位が活性化されることがスペインやフランスの研究で明らかになっています。つまり、読書をすることでその世界観に没入し、疑似体験を行うことができるのです。色々なタイプの小説を読めば、色々な脳の部位を使うことができ、脳に新しい刺激を送ることができます。新しい刺激は脳内に新しいネットワークを形成していくため、より多くの体験や情報・体験を関連づけられるようになるため、創造性が増し、視野も広くなります。
③語彙・知識が増えることによりメンタルが安定する。
もし自分に漠然とした不安や心配事があったとしても、それを適切な言語に置き換えることができなければ、言語を使って考えることもできませんし、意見をいうこともできません。でも語彙力や知識が高まれば、自分の感情や意見を適切に表現できるようになります。コミュニケーション能力も高まることが分かっており、人間関係も円滑になり、ストレスが軽減することでしょう。
④ストレスを大きく軽減させる。
グリーンエクササイズなどの軽い運動はストレス軽減に大きな効果があることは以前の記事でもご紹介しました。さらに脳の萎縮を食い止める方法としても運動は効果が高いことを紹介いたしました。
ここでインドア派の人に朗報です(笑)。サセックス大学の研究によると、静かな場所での読書は、ストレスを68%も軽減させる効果があるという結果が報告されています。読書の時間は20分〜30分程度で良いでしょう。速読ではなく、熟読がおすすめされています。
他にも読書の効果は様々な点から指摘されています。
研究によると、読書量と年収は相関関係にあること、認知症の予防効果があることなどが報告されています。
以上です。
読書は毎日30分程度熟読するだけでもよいので、続けてみてくださいね。
それではまた次の記事で!