ゆうちゃんの家

メンサ・科学者・自閉症スペクトラム。心理学・薬学・医学・アイディア発想・エッセイ等(@UCHAM0410)

身近でやっかいなあの病気の意外な原因

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こんにちは!

今日は身近でやっかいなあの病気の意外な原因についての話です。

その病気とは何かというと「ぜんそく」です。

 

ぜんそくというと子供がかかる病気とお思いの方も多くいます。

そして大人になるにつれて自然と治るイメージがありますよね。

このイメージ、間違ってはいないのですが、大人にも「せきぜんそく」というものがあり、気管支を広げる薬が手放せないという方も結構おられます。

 

ぜんそくは非常につらい病気です。

呼吸がしにくくなるというのは、苦しいですし恐怖です。

発作以外のときも「またいつ発作が来るかわからない」という不安に襲われ、日常生活にも大きな影響を与えます。

 

今日はそんなぜんそくの以外な原因をご紹介します。

結論からいうとカビです。

 

アメリカの環境保護庁の2007年の行った調査によると、ぜんそく患者のうち21%がカビ毒が原因だと推測しています

かなりの割合ですよね...!

 

まず家の中のカビから気をつけていきましょう。カビが生えやすいところはやはり水回りです。蛇口の周り、水道の周りの床、お風呂場、脱衣所の天井(お風呂の湯気などが触れる場所)などは特にカビが生えやすく、蛇口のまわりなどは放っておくと24時間でカビが生えてくるそうです。このカビはエンドトキシンといったカビ毒を空中に散布しますので、あっという間にカビ毒に家が汚染されてしまいます

 

またアメリカ小児科学会は、1歳以下の幼児はカビが多い場所には近寄らないように勧告を出したほどだそうです

 

ではどのくらいの建物がカビに汚染されているのでしょうか?

 

アメリカでの研究ですが、なんと一般的な家庭の50%は有害なカビで汚染されていると推測されています。

 

カビはぜんそく以外にもアレルギーの原因ともなっていることが知られています。

このカビ、なんとかしたいですよね!

 

対策は以下の通りです。

①水回りは定期的に掃除する。

②換気を良くする。

③空気清浄機を付ける。

④外出するときはできるだけマスクをする。

 

こうして見てみると、意外と当たり前の対策でカビ毒は防げるのです。

 

③の空気清浄機に関してですが、HEPAフィルターを使っているものを使用してください。HEPAフィルターが現在のところもっとも効率よくアレルゲンやほこりを除去してくれるフィルターになります。

 

 

今回の記事は以上になります。

カビは前述の通り、さまざまな体調不良の原因ともなります。

家を清潔にして身体も健康にしていきましょう!

それではまた次の記事で!

 

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