ゆうちゃんの家

メンサ・科学者・自閉症スペクトラム。心理学・薬学・医学・アイディア発想・エッセイ等(@UCHAM0410)

性格診断についてゆるく語ってみた〜〜☆


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こんばんは〜♪

ゆうちゃんです!

 

前回はIQ(知能指数)の話をしました。

自分探しの一環としてIQを知っておくのも悪くはないかなという内容でした。

 

今日は自分探しのもう一つの方法、「性格診断」についてのお話です。

 

性格診断には様々なものがありますが、心理学の世界で最もよく用いられている主流の手法に「ビッグファイブ」というものがあります。

(ネット上で簡易的に実施できるものもあるようですので、よろしければ試してみてください...!!)

 

ビッグファイブは以下のような指標で診断が行われます。

①外向性...

 性格が外向的か内向的かの指標です。みなさんよく聞く単語だと思います。

 外交的な人は、自分の関心や興味が外の世界に向けられているため、積極的に人と関わろうとし、その結果コミュニケーション能力が高い傾向があります。

 逆に内向的な人は内側の世界に自分の欲求や興味が向けられているため、あまり人との関わりを楽しむ傾向はありませんが、一人でコツコツ努力するような状況では力を発揮します。

②開放性...

 新しいものにチャレンジしたり、受け入れたりする傾向。創造性と関連が強いとされています。

③協調性...

 このスコアの高い人は「友好的」で「協力的」で、低い人は「攻撃的」「非友好的」な傾向があります。

 一般的には後述の誠実性スコアとは異なり、協調性スコアの高さは社会的成功と関連が強くありません。ただしこれはあくまで一般論で、例えば多くの顧客との有効な関係性が仕事の結果と結びつくような営業職などの場合は、協調性スコアと成功の関連性は高いとのフィンランドの研究もあります。

④誠実性...

 このスコアが高い人は「計画性がある」「衝動性が低い」「忍耐力がある」などの傾向が見られ、逆に低い人は「無秩序」「衝動的」「自発的」な傾向が見られます。

 つまり、誠実性スコアの高い人は「真面目にコツコツ」努力する傾向があるのです。

 実際に多くの研究が、誠実性スコアの高さと幸福度・社会的成功との関連を示唆しています。また別の研究報告では、大学生の成績を予測する場合、その人の高校時代の成績をもとに予測するよりも、この誠実性スコアをもとにした方が予測精度が高いという結果もあるほどです。

 ただ、クリエイティブな仕事の場合は誠実性が低い方が良い結果をもたらすという調査結果もあります。「真面目にコツコツ」タイプよりも突飛なアイディアが求められるからでしょうね。

⑤情緒安定性...

 簡単に言うとネガティブな状況の影響を受けやすいかどうかの指標です。

 情緒安定性が低い人は主観的に感じる幸福度が低い傾向にあります(難しい話をすると、情緒安定性の低い人は、脳内の扁桃体という部位が過剰に働いてしまうことが知られています。扁桃体とは人間の不安や緊張・恐怖の中枢として知られています。)

 ただ逆に言えば、情緒安定性の低い人は、環境の影響を受けやすいためだれよりも環境の変化を先に察知する能力が高いとも言えます。

 

まとめると以下のようになります。

 『成功するかどうかは人格スコアだけでなく、どのような環境に自分が身を置いているのか(地道な努力が求められる環境なのか、一発逆転の発想力や行動力が求められているのか)も関係する。』

 

 自分の性格特性を知り、自分がどのような環境に向いているのかを事前に把握しておくことは、自分の人生の計画を練る上で一助になると思います。

 

 

 よければ試してみてください〜♪

 

 以上ゆうちゃんでした〜〜。

 

 

 

 

 

 

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